はんしん高齢者くらしの相談室

当NPOのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
２０２４年８月より理事長を拝命致しました、大迫康二と申します。
高齢者が地域で元気に暮らしてゆける環境づくり、高齢者のご家族が安心して支えてゆける仕組みづくりについて、真剣に取り組もうと同志と共に当NPOを立ち上げて、はや１０年が経過しました。
この１０年間で、高齢者とそのご家族の様々な相談を受け、当NPOが果たすべき役割・目指すべき使命は更に高まったと実感しております。
私自身、親の認知症や介護の問題に直面し、これからますます顕著化する高齢化社会問題に懸念を抱かざるをございません。
地域で高齢者を支える仕組みの実現を目指して。当NPOの活動には、地域の皆様のご理解とご協力が必要です。今後とも当ＮＰＯへのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

理事長　大迫 康二

この活動は、地域の高齢者を、国や行政の力だけではなく、民間の力でサポートする仕組みを作りたいという、私の想いに賛同してくれた有志１０事業者によって、平成２５年６月に産声を上げました。　私は行政書士として、これまでご高齢者と接する機会が数多くありましたが、１つの相談をきっかけに、せきを切ったように、多くのお悩みを打ち明けられる高齢者の姿を目の当たりにしてきました。

「誰に相談すれば良いのか分からなかった」 　
「どこに聞けば良いのか分からなかった」 　
「どんな風に話せば良いのか分からなかった」

お話をお聞きした後に、必ずといっていいほどよく聞くこの言葉。少子高齢化、核家族化という時代背景が、家族関係をも希薄にし、高齢者の老後の不安を助長している状況がある反面、国や行政の高齢者施策が追いついていない現状がある中で、これからは、我々地域の民間事業者が手を繋ぎ、高齢者のくらしのセーフティーネットになっていくことの必要性を強く感じました。

はんしん高齢者くらしの相談室では、
・高齢者のくらしに必要な情報提供
・高齢者のくらしに関する相談窓口
・高齢者同士の交流の場の提供
を活動の主な柱として、高齢者ご自身の安心の老後のために、「今はまだ元気だから」ではなく、「元気な今だからこそ」の意識を持って頂けるような取り組みを行っていきたいと思っています。

この活動を通じて、高齢者が安心して老後を暮らせる福祉社会の実現を、我々自身、そして子供たちの将来のためにも目指していきたいと思います。改めまして、「認定NPO法人　はんしん高齢者くらしの相談室」を、どうぞよろしくお願いいたします。

設立者　谷口 昌良