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【知っておきたい豆知識】 ~入所型ホームでの日常の暮らし~

     

【知っておきたい豆知識】 ~入所型ホームでの日常の暮らし~

こんにちは。
NPOくらし活動会員、ザ・レジデンス神戸舞子の今田です。

今回は、ご相談の中でも特に多い
「入所型ホームでは、毎日どのように過ごすの?」
という疑問について、高齢者のくらしの視点から分かりやすくまとめました。

入所型ホームといっても、特別養護老人ホーム・老健・グループホーム・有料老人ホームなど、それぞれ役割や目的は異なります。
ここでは、多くの施設に共通する標準的なホームでの生活をご紹介します。


◆日常生活のサポートについて

入所型ホームでは、安心して暮らすための基本的な生活支援が整っています。

✅ 1日3食の食事提供(刻み食・ペースト食など状態に応じた対応)
✅ 食事介助や見守りによる安全な食事時間
✅ 入浴は週2回程度が一般的
✅ 個浴・大浴槽・寝たまま入れる特殊浴槽などを完備
✅ 洗身や着替えもスタッフが丁寧にサポート

日々の生活を支えながら、家族の安心にもつながる体制が整っています。


◆入居者同士の交流と日中の過ごし方

日中はリビングで過ごす時間が多く、入居者同士やスタッフとの自然な会話が生まれます。

✅ 手作業や塗り絵
✅ テレビ鑑賞
✅ ゆったりとした自由時間

無理に何かをする必要はなく、自分のペースで過ごせることが大切にされています。
毎日同じ顔ぶれと過ごすことで、記憶力が低下している方でも
「見慣れた人がいる安心感」を感じやすいのも、入所型ホームの特徴です。


◆レクリエーションや季節イベント

施設では、生活に楽しみを取り入れる工夫も行われています。

✅ 花見・夏祭り・敬老会などの季節行事
✅ 風船バレーなどの軽い運動
✅ 園芸・音楽レクリエーション

体力や興味に合わせて参加でき、強制ではありません。
「できる範囲で楽しむ」ことが大切にされています。


◆スタッフにお願いできること・できないこと

スタッフが提供する支援は、集団生活を前提とした日常介助が中心です。

✅ 排泄・入浴・食事の介助
✅ 服薬管理
✅ 体調変化の早期発見
✅ 行政手続きの補助

一方で、外出時の個別付き添いなどは人員配置の関係で難しい場合が多く、
その際はご家族や外部サービスを併用することになります。

寝たきりの状態になっても生活は可能ですが、
「自分でできることをできるだけ続ける
という考え方は、どの施設でも共通する大切な介護の基本です。


◆老後を見据えた施設選びと相談の大切さ

入所型ホームの選択は、
老後資金や資産管理・資産運用、介護の備えとも深く関わります。
ご本人だけでなく、ご家族にとっても将来を左右する大切な選択です。

「どの施設が合うのか分からない」
「費用や制度についても知りたい」

そんな時は、FP相談も含めた総合的な視点での相談が安心です。

施設選びや今後の暮らしについて迷われた際は、
ぜひ はんしん高齢者くらしの相談室へお気軽にご相談ください。

今後もNPOくらしでは、地域福祉の視点から、
一人ひとりの高齢者のくらしとご家族の安心を支える取り組みを続けてまいります。

🔸認定NPO法人 はんしん高齢者くらしの相談室
🔗公式サイトはこちら
📞ご相談窓口:0120-410-605(よいわ ろうご)

「高齢者と家族のくらしを、窓口ひとつで安心サポート」

今後とも皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

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