おはようございます。
正会員・FPの船津です。
「イランって遠い国の話でしょ?」と思われる方も多いかもしれません。
しかし実は、こうした海外情勢は私たちの高齢者のくらし、とくに老後資金や日々の家計にじわじわと影響を与え始めています。
今回は、最近の国際情勢が私たちの生活にどのようにつながっているのかを整理してお伝えします。
🌏 何が起きているのか
2026年2月末、米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃がありました。
これにより、中東から日本へ原油を運ぶタンカーが通過するホルムズ海峡が事実上封鎖状態となりました。
日本は原油輸入の約94%を中東に依存しており、その多くがこの海峡を通過しています。
つまりここは、日本のエネルギー供給の大動脈ともいえる場所です。
4月8日には一時停戦が合意され、封鎖は解除されましたが、原油価格は高止まりしており、今後も安心できる状況とは言えません。
こうした不安定な状況は、資産管理・資産運用を考える上でも見逃せないポイントです。
💡 私たちの暮らしへの3つの影響
✅ 電気代・ガス代の上昇
原油価格が約30%上昇すると、電気代は月額約800円、年間では約1万円の負担増が見込まれます。
固定収入の年金生活では、この積み重ねが家計に大きく影響します。
✅ ガソリン代の上昇
原油価格が高止まりすると、ガソリン価格は1ℓあたり200円を大きく超える可能性もあります。
通院や買い物など、日常の移動コストが増加し、家族の安心にも影響します。
✅ 食料品・日用品の値上がり
輸送コストや肥料価格の上昇により、野菜・肉・魚・卵などの食料品が値上がりします。
さらに洗剤やシャンプーなどの日用品にも影響が広がります。
🏠 今できること
日々の工夫が、老後資金の守りにつながります。
✅ 電力・ガスの契約プランを見直す
✅ 不要な待機電力をカットする習慣をつける
✅ まとめ買いで輸送コスト転嫁分を吸収する
✅ エネルギー補助金など行政支援を確認する
✅ 不安があればFP相談で家計全体を見直す
世界の出来事は、決して遠い話ではなく、地域福祉や私たち一人ひとりの生活と密接につながっています。
介護の備えやこれからの暮らしを考えるうえでも、こうした情報を正しく知ることが大切です。
今後もNPOくらしでは、高齢者のくらしを支えるための情報発信やFP相談を通じて、安心できる生活づくりに取り組んでまいります。